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平成29年度 AO選抜の結果(講評)

生活環境デザイン学科

第1次評価について

調査書と志願理由書(A4用紙2枚)を提出していただき、その内容を評価しました。調査書と志願理由書は、どちらも評価の対象となりますが、志願理由書は特に重要です。

志願理由書の評価項目は、内容のわかりやすさ、読みやすさ、本学科に対する理解度についてです。具体的な志願理由が明示されているか、それに対する自己啓発について述べられているか、文章構成力や論旨展開などの基礎的能力を備えているかを評価しました。普段の生活のなかで見つけた問題意識が自分なりの視点で表現されるとともに、本学科の特色を理解した上で、どのように学びたいか、学びを将来どのように生かしていきたいかが明確に記載されていた志願者が高い評価を得ました。また、イラストや写真などで志願理由をわかりやすく工夫した志願者も多くみられました。

AO相談会やオープンキャンパスなどの機会を積極的に活用して、何度も相談をして十分な準備をする志願者もいて、意欲と熱意のある志願理由書が多く認められました。

第2次評価について

提示された課題に対する視覚表現と、その表現意図を記述する「視覚表現および文章表現」および自己アピールに関するプレゼンテーションを含む面談を行い、評価しました。

視覚表現の評価項目は、提示された課題の意図を的確に理解し、解答用紙の中に適切に配置して、わかりやすく視覚表現されているか、丁寧に仕上げられているかです。文章表現の評価項目は、視覚表現した内容の具体的な意図や着眼点がわかりやすく記述されているか、文章構成力や論旨展開が適切かどうかです。今年度は、本学科の各分野における課題の意図を的確に理解して視覚表現がなされ、その具体的意図や着眼点が明瞭に記述されているものが、多くみられました。

自己アピールに関するプレゼンテーションを含む面談の評価項目は、ものづくりへの関心度、本学科とのマッチング、大学での勉学意欲、将来への目的意識に加え、これまでの活動におけるリーダーシップ、ものづくりの実践、コミュニケーション能力などです。

これらをバランスよく満たすとともに、将来への目的意識が高く、本学科の教育内容と整合性のとれた志願者が、高い評価を得ました。

国際言語コミュニケーション学科

第1次評価について

国内外の異文化体験をもとに英語に興味を持った志願者がほとんどでした。全員が「英語」「コミュニケーション」「異文化」への興味を持ち合わせ、本学科のカリキュラムを理解しての志願であり、こうした点においてミスマッチはありませんでした。これまでに高等学校等で学んできたことや過去の体験を踏まえたうえで、本学科に入学して何を学び、それを将来どのように生かしていきたいかが、明確に書かれているかどうかを評価しました。

第2次評価について

最初にプレゼンテーションと面談の進行、心構え、何を評価するのかを担当教員から説明します。

1.英語でのプレゼンテーションについて

志願者自身が自由にテーマを設定し、5分程度の英語によるプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーション・ツールとして模造紙(B紙)1枚を用いての発表を指定しました。模造紙(B紙)の用い方にも様々な工夫がみられ、準備して面談に臨んだ志願者の意欲が十分に感じられるものでした。全体としては大いに評価できる内容でしたが、以下のことが面談担当教員の総評会で指摘されましたので、志願者は参考にしてください。

  1. プレゼンテーションとは、本来原稿を読むべきものではないのですが、用意した原稿や模造紙(B紙)に書き込まれた文章を読み上げるだけの志願者がいました。また、プレゼンテーションの内容を十分に理解しないまま、原稿を丸暗記した状態で発表する志願者もおり、これでは面談の評価は低くなります。あくまでも自分の言葉でプレゼンテーションするスタイルを心がけてください。
  2. 多くのプレゼンテーションでは、グラフや図表あるいは写真が効果的・印象的に用いられていました。それらが伝えることのできる情報量は文字よりもはるかに優る場合があります。プレゼンテーション内容とマッチさせながら、文字以外の表現手段も有効に活用しましょう。
  3. プレゼンテーションそのものはうまく行われたとしても、英語による質疑応答では質問を理解できない、あるいは理解したけれども適切に受け答えができない志願者もいました。質疑応答の内容をある程度想定しておく対策は必須ですし、英語での質問を聞き取って応答する訓練も必要です。
  4. 今回の「個人面談」では、AO相談会に参加せず直接受験し、プレゼンテーションの趣旨に沿わない発表をした志願者がいました。合否を分けることにもなりかねませんので、あらかじめ相談会に参加し、プレゼンテーションとはどういうものか理解したうえで、準備してください。

2.日本語の面談について

面談時間の最後の5分程度を使って、日本語で志望動機や将来設計など一般的な質問をしました。本学科のカリキュラム内容について、大学のホームページやパンフレット等であらかじめ確かめ、様々な質問を想定して、十分に準備しておいて下さい。オープンキャンパスの折に、学科の雰囲気を見ておくのもおすすめです。 ただし、本来面談では、その場の質問に対してどれだけ的確に応答できるか、という点が問われます。用意してきた内容を繰り返すだけの応答は極力避け、自分なりの自然な表現で説明するようにしましょう。

表現文化学科

第1次評価について

書類審査では、とくに志願理由書を重点的に精査しました。

評価のポイントとしては、①これまで行ってきた表現や文化活動の内容②その活動に対する客観的な視点からの分析・評価③その活動と大学に入ってからの学修計画との関連④本学科の教育内容などについての理解度です。これらの点については、興味関心のある分野やこれまでの活動と本学科に求めるものとの間に齟齬はなく、本学科のカリキュラムに対する理解も十分でした。

第2次評価について

まずはガイダンス(本学科の紹介と当日の進行についての説明を約15分)を行った後、志願者1人に対して教員3人があたり面談を行います。
面談内容は、①志願者によるプレゼンテーション(約10分)②質疑応答(約20分)です。
面談担当者については、第1次評価の提出書類や事前に提出していただいたプレゼンテーション資料をもとに、発表の内容に相応しいと思われる教員を配置しています。

1.プレゼンテーションについて

例年、自分のこれまでの活動や興味関心ある分野や話題について、必要な資料を用いて発表を行います。本年度は、文芸創作の活動を続けた成果を持参し自作を音読したり、高校時代に部活動で打ち込んだミュージカルについて調べたりした上で、入学後に何を学びたいかを示した プレゼンテーションがありました。

2.質疑応答について

プレゼンテーションの内容をどの程度理解し、自分のものにしているのかを測るものですが、この点についても踏み込んだ質問に対して淀みなく応答ができ、十分な準備と理解の上にプレゼンテーションを行ったことが汲みとれる志願者ばかりでした。

第2次評価の面談は、一方的なパフォーマンスの場ではなく、双方向的なコミュニケーションの場です。自分の表現活動や興味ある分野について、客観的な視点から分析し、その内容や魅力を相手に伝えられるかが最も重要なポイントです。本学科の教育内容を十分に理解した上で、それにつながるプレゼンテーションを準備していけば、面談も活気のある充実したものとなるでしょう。そうした意味からも表現文化学科ではAO相談会を重視しています。ぜひ相談会やオープンキャンパスで、教員と話して自分の目標や興味関心を明確に意識してみてください。

人間関係学科

第1次評価について

まず、提出された書類に不備がないかどうか確認した後、これまでの学習成果や課外活動、社会的な活動などを評価し、志願者の学びへの態度や意欲、大学で学ぶための基礎的な力を身につけているかについて検討を行いました。

次に、提出された志願理由書について検討しました。評価に当たっては、本学科で学びたいことが明確になっているかどうか、学びたいことと本学科の教育目標やカリキュラムが合致しているかどうか、という2点を重視しました。

また、本学部では、志願理由書を自筆で書くことを求めています。それは、志願理由の内容に加えて、自身の考えを明確に読み手に伝わるように書いているか、文章の表現力は適切か、段落で適切に内容を区切っているか、誤字や脱字はないかなどの文字表現によるコミュニケーション能力についても評価を行っているからです。

第2次評価について

面談では、1人の志願者に対して人間関係学科の教員3人が対応しました。面談時間は、プレゼンテーション約10分、内容に関する質疑応答約20分の計30分とし、時間に残りがあれば一般的な質問も行いました。面談の評価は、プレゼンテーションの際の、①内容、②表現力や資料の提示の方法、③内容に関する質疑応答におけるコミュニケーション能力、④本学科を希望する動機や意欲、などに注目して行いました。

プレゼンテーションは志願者によって発表内容に多少の差がありましたが、概ね一定の基準を超えていました。事前に十分な準備を行い、発表内容についても十分に理解し、内容を伝達するために適切な資料を用いて、分かりやすいプレゼンテーションを行った志願者が高い評価を得ました。

また、事前のAO相談会に複数回参加した志願者は、発表や質疑応答でも高い評価を受ける傾向にありました。逆に、AO相談会に参加せず、大学が発行するパンフレットやホームページを調べただけで発表を行った志願者は、発表の内容や本学科での学びについての理解が十分ではないように感じました。AO選抜出願前に開催されるAO相談会には積極的に参加して、本学科の特色やカリキュラム等について事前に確認することをおすすめします。

本学科では、AO相談会においてAO選抜の主旨を理解してもらうことを特に重視しています。AO選抜は志願者と大学(学科)との間の相互理解を重視した入試であり、相談会がその相互理解のための最初の場です。相談会における本学科教員との面談を通して、進学の意欲や意図と本学科の教育目標・内容・カリキュラムとのマッチングをしっかりと確認し、AO選抜の趣旨をよく理解した上で出願されることを期待しています。

心理学科

第1次評価について

まず、提出された書類に不備がないかを確認した後、これまでの学習成果や課外活動、社会的な活動などから、志願者の学びへの意欲、態度、また、大学で学ぶための基礎的な力を身につけているかについて検討を行いました。

次に、提出された志願理由書について検討をしました。評価に当たっては、心理学科で学びたいことが明確にされているかどうか、学びたいことと本学科の教育目標やカリキュラムが合致しているかどうか、といった点を重視しました。

また、本学部では、志願理由書を自筆で書くことを求めています。それは、志願理由の内容に加えて、自身の考えを明確に読み手に伝わるように書いているか、文章の表現力は適切か、段落で適切に内容を区切っているか、誤字や脱字はないか、などの文章表現によるコミュニケーション能力についても評価を行っているからです。

第2次評価について

面談では、1人の志願者に対して教員3人が対応しました。本学科では、事前に5つのテーマを提示し、そこから1つのテーマを選択してプレゼンテーションしていただきました。面談のおおよその時間は、プレゼンテーションに約10分、内容に関する質疑応答に約10分、一般的な面接試験にあたる面談に約10分の計30分です。

プレゼンテーションでは、十分な準備や調査をした上で自身の発表内容を深く理解し、適切な資料を用いて、自身の考えを交えながら発表した志願者が高い評価を得ました。また、質疑応答では、自分の伝えたいことを要約して的確に言葉にできた志願者が高く評価されています。全体的に見て、事前のAO相談会に複数回参加した志願者の方が、発表や質疑応答において高い評価を得る傾向にあったようです。

本学科では、AO相談会においてAO選抜の主旨を理解してもらうことを特に重視しています。AO選抜は志願者と大学(学科)との間の相互理解を重視した入試であり、相談会がその相互理解のための最初の場です。相談会における本学科教員との面談を通して、進学の意欲や意図と本学科の教育目標・内容・カリキュラムとのマッチングをしっかりと確認し、AO選抜の趣旨をよく理解した上で出願されることを期待しています。

文化情報学科

第1次評価について

調査書と志願理由書を提出いただき、その内容を精査しました。

志願理由書は、(1)文化情報学科の教育目標との整合性があるか、(2)具体的な将来像が示されているか、(3)論理構成および表現が適切か、等について検討しました。とりわけ、本学科の教育目標との整合性や将来像は、評価の中で高いウエイトを占めています。

志願理由書の評価点、調査書(成績、特記事項など)を総合的に判断し、本学科で学修するにふさわしい基本的条件を満たしている方を合格としました。

第2次評価について

教員2名との面談(10分のプレゼンテーションと20分の質疑応答)により行いました。プレゼンテーションの課題は、1.文化情報学科を志望する背景となった自身の興味・関心にもとづくテーマ発表を行う、2.1で選択した興味・関心のある学びを中心に4年間どのようなことを学んでいきたいか、カリキュラムを踏まえた自身の学修計画を示す、3.文化情報学科で学んだことを実社会でどのように活用していくかを示すという3点でした。

 プレゼンテーションの方法は特に指定しておりませんので、志願者それぞれが考えた様々な発表形式があり、パソコンのプレゼンテーションソフトを利用した発表のほか、B紙やスケッチブックを使用した発表、配付資料を用いた発表、またその幾つかを併用して行う発表などがありました。今年度は当日持参する資料を用いた発表の方が多く見られました。

 具体的な内容は、昨年度と同様に観光をテーマとしたものが多くみられましたが、地域の文化に関するもの、博物館や図書館に関するもの、アジア諸国と日本の関わり、SNSの課題をテーマとしたものもありました。おおむね、それぞれのテーマ設定や伝えたいポイントがしっかりしており、7月のAO相談会後から時間をかけて準備された力作もありました。また、事前のAO相談会に参加した志願者は、本学科の学びの特色についてよく理解されている印象を受けました。本学科を志望されるみなさんには、AO相談会への参加を強く勧めます。

第2次評価では、志願者が文化情報学科の学生として求められる基本的条件を満たしていることが再確認されました。

メディア情報学科

第1次評価について

志願理由書と調査書の内容をもとに審査を行いました。志願理由書においては、①志願者が入学後に何を学ぼうと考えているのか具体的に書かれているか、②それが本学科の教育内容と一致しているか、③学修計画が具体的に示されているか、などを踏まえて評価を行いました。高校時代の活動実績だけではなく、それが入学後の学びにいかに結びついていくかがしっかりと書かれているかどうかは、大変重要なポイントです。そのためにはカリキュラムを含めた本学科の基本的な情報を、事前に入念に確認しておくことが不可欠です。

第2次評価について

志願者のプレゼンテーション(10~15分)を中心にした30分間の面談で評価しました。プレゼンテーションのテーマは、本学科の4つの学び領域(メディア社会、コミュニケーション心理、メディア文化、ジャーナリズム)のいずれかに関わる内容であれば自由です。志願者のテーマは、メディア社会、インターネット、SNS、ジャーナリズム、映像・放送メディア、メディア表現などに関するテーマが中心でした。プレゼンテーションの形式は原則として自由ですが、スケッチブックや資料配布、パソコン等を持ち込んだ志願者が多く見られました。

プレゼンテーションについては多くの志願者が概ね1ヶ月以上の準備期間を設けており、入念に準備を行った志願者が多かったことがわかりました。よいプレゼンテーションを行うためには、まず事前に時間をかけて資料や文献を十分に調べることが必要です。また、質疑応答については志願理由や大学での学修計画が明確かつ一貫して説明できるかということも、大事なポイントです。パンフレットやウェブサイトなどから本学科の教育内容を繰り返し確認して十分に理解しておくのはもちろんのこと、オープンキャンパスやAO相談会にも積極的に足を運び、志願理由を自分の言葉で十分に説明できるようになっておくことも必要となるでしょう。

現代マネジメント学科

第1次評価について

提出された出願書類について、特に志願理由書を中心に、当学科が提供するカリキュラムと志願者の学習意欲、および学習計画が合致しているか、当学科で必要な基礎的能力を具備しているか等を確認しました。なお、AO受験をされる方は、一度はAO相談会にお越しください。今年度から、最終的第1次評価結果は、大学の全体会議にて調整されました。

第2次評価について

第2次評価では、最近の時事問題について、「地域・公共」、「企業」、「国際」の3分野の中から任意のテーマで、10~20分程度のプレゼンテーションを行ってもらいました。例年、AO相談会では、どのようなテーマを取り上げるのがよいかとの質問を受けますが、上記の3分野に関係すればよいので、新聞の第一面で社会問題となっているものは大抵テーマとして扱えます。

今年度は、「英国のEU離脱」、「難民問題」、「ブラック企業問題」等の時事的問題が多く取り上げられました。変わったものとしては「チューナーの商品開発」等のテーマがありました。なお、今年度のプレゼンテーションで、2つのテーマ(2つのテーマは無関係)を取り上げるケースがありました。しかし、時間的制約がある中で2つのテーマを取り上げることには無理があります。テーマを1つに絞り、十分な研究を行ってきてください。

プレゼンテーションの方法については、必ずしもPC機器(たとえば、パワーポイント)を使用する必要はありません。採点項目には、発表内容の質を評価するものはありますが、プレゼンテーション方法を評価するような項目は含まれていません。使い慣れないものは避ける方が無難でしょう。プレゼンテーションは準備に時間がかかります。準備不足では評価が低くなりますので、早くからの準備を心がけてください。

プレゼンテーションの後には、プレゼンテーション内容を含めた事項についての面談があります。採点は、プレゼンテーションに対して7項目70点、面談に対して8項目30点で行われ、さらに第1次評価の点数を合計したもので合否を決定しています。

なお、プレゼンテーションでは次の点に留意してください。インターネットのホームページや著作物からの文章や画像、図表等の無断のコピーは著作権法に違反します。引用や参考にした場合は、必ず出典を明記してください。

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