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平成31年度 AO選抜の結果(講評)

生活環境デザイン学科

第1次評価について

調査書と志願理由書(A4用紙2枚)を提出していただき、その内容を評価しました。調査書と志願理由書は、どちらも評価の対象となりますが、志願理由書は特に重要です。

志願理由書の評価項目は、内容のわかりやすさ、読みやすさ、本学科に対する理解度についてです。具体的な志願理由が明示されているか、それに対する自己啓発について述べられているか、文章構成力や論旨展開などの基礎的能力を備えているかを評価しました。普段の生活のなかで見つけた問題意識が自分なりの視点で表現されるとともに、本学科の特色を理解した上で、どのように学びたいか、学びを将来どのように生かしていきたいかが明確に記載されていた志願者が高い評価を得ました。また、イラストや写真などで志願理由をわかりやすく工夫した志願者も多くみられました。

AO相談会やオープンキャンパスなどの機会を積極的に活用して、何度も相談をして十分な準備をする志願者もいて、意欲と熱意のある志願理由書が多く認められました。

第2次評価について

提示された課題に対する視覚表現と、その表現意図を記述する「視覚表現および文章表現」および自己アピールに関するプレゼンテーションを含む面談を行い、評価しました。

視覚表現の評価項目は、提示された課題の意図を的確に理解し、解答用紙の中に適切に配置して、わかりやすく視覚表現されているか、丁寧に仕上げられているかです。文章表現の評価項目は、視覚表現した内容の具体的な意図や着眼点がわかりやすく記述されているか、文章構成力や論旨展開が適切かどうかです。今年度は、本学科の各分野における課題の意図を的確に理解して視覚表現がなされ、その具体的意図や着眼点が明瞭に記述されているものが、多くみられました。

自己アピールに関するプレゼンテーションを含む面談の評価項目は、ものづくりへの関心度、本学科とのマッチング、大学での勉学意欲、将来への目的意識に加え、これまでの活動におけるリーダーシップ、ものづくりの実践、コミュニケーション能力などです。

これらをバランスよく満たすとともに、将来への目的意識が高く、本学科の教育内容と整合性のとれた志願者が、高い評価を得ました。

国際言語コミュニケーション学科

第1次評価について

国内外の異文化体験をもとに英語に興味を持った志願者がほとんどでした。全員が「英語」「コミュニケーション」「異文化」への興味を持ち合わせ、本学科のカリキュラムを理解しての志願であり、こうした点においてミスマッチはありませんでした。これまでに高等学校等で学んできたことや過去の体験を踏まえたうえで、本学科に入学して何を学び、それを将来どのように生かしていきたいかが、明確に書かれているかどうかを評価しました。

第2次評価について

最初にプレゼンテーションと面談の進行、心構え、何を評価するのかを担当教員から説明します。

1.英語でのプレゼンテーションについて

志願者自身が自由にテーマを設定し、5分程度の英語によるプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーション・ツールとして模造紙(B紙)1枚を用いての発表を指定しました。模造紙(B紙)の用い方にも様々な工夫がみられ、準備して面談に臨んだ志願者の意欲が十分に感じられるものでした。全体としては大いに評価できる内容でしたが、以下のことが面談担当教員の総評会で指摘されましたので、志願者は参考にしてください。

  1. プレゼンテーションとは、本来原稿を読むべきものではないのですが、用意した原稿や模造紙(B紙)に書き込まれた文章を読み上げるだけの志願者がいました。また、プレゼンテーションの内容を十分に理解しないまま、原稿を丸暗記した状態で発表する志願者もおり、これでは面談の評価は低くなります。あくまでも自分の言葉でプレゼンテーションするスタイルを心がけてください。
  2. 多くのプレゼンテーションでは、グラフや図表あるいは写真が効果的・印象的に用いられていました。それらが伝えることのできる情報量は文字よりもはるかに優る場合があります。プレゼンテーション内容とマッチさせながら、文字以外の表現手段も有効に活用しましょう。
  3. プレゼンテーションそのものはうまく行われたとしても、英語による質疑応答では質問を理解できない、あるいは理解したけれども適切に受け答えができない志願者もいました。質疑応答の内容をある程度想定しておく対策は必須ですし、英語での質問を聞き取って応答する訓練も必要です。
  4. 「個人面談」では、まれにAO相談会に参加せず直接受験し、プレゼンテーションの趣旨に沿わない発表をする志願者がいます。合否を分けることにもなりかねませんので、あらかじめ相談会に参加し、プレゼンテーションとはどういうものか理解したうえで、準備してください。

2.日本語の面談について

面談時間の最後の5分程度を使って、日本語で志望動機や将来設計などをはじめ様々な質問をしました。本学科のカリキュラム内容について、大学のホームページやパンフレット等であらかじめ確かめ、様々な質問を想定して、十分に準備しておいて下さい。オープンキャンパスの折に、学科の雰囲気を見ておくのもおすすめです。ただし、本来面談では、その場の質問に対してどれだけ的確に応答できるか、という点が問われます。用意してきた内容を繰り返すだけの応答は極力避け、自分なりの自然な表現で説明するようにしましょう。

表現文化学科

第1次評価について

書類審査では、とくに志願理由書を重点的に精査します。

評価のポイントとしては、①これまで行ってきた表現や文化活動の内容(学業もその一つです)②その活動に対する客観的な視点からの分析・評価③その活動と大学に入ってからの学修計画との関連④本学科の教育内容などについての理解度です。これらの点について、興味関心のある分野やこれまでの活動と本学科に求めるものへの齟齬がないか検討します。

第2次評価について

志願者1人に対して教員3人があたり面談を行います。面談内容は、①志願者によるプレゼンテーション(約10分)②質疑応答(約20分)です。 面談担当者については、第一次評価の提出書類や事前に提出していただいたプレゼンテーション資料をもとに、発表内容に相応しいと思われる教員を配置しています。

1.プレゼンテーションについて

自分のこれまでの活動や興味関心のある分野や話題について、必要な資料を用いて発表を行います。本学科のプレゼンテーションはいわゆる「一芸入試」とは異なり、活動歴そのものよりも、いかに聞き手にわかりやすく伝えられたか、志願者の問題意識が大学での研究とどのように結びついているかなどが評価のポイントになります。

2.質疑応答について

プレゼンテーションの内容をどの程度理解し、自分のものにしているかを測るための質疑であるため、踏み込んだ質問に対してよどみなく応答ができ、十分な準備と理解の上にプレゼンテーションを行うことが必要になります。質疑では、プレゼンテーションの内容について客観的な視点から分析できること、また本学科の教育内容とどのように関連しているかを相手にわかるように伝えることが重要です。プレゼンテーション作成にあたっては、AO相談会で本学科の教員が個別に相談にのり適宜アドバイスを行っていますので、これらの機会に教員と話しながら自分の目標や関心領域を意識してみてください。

人間関係学科

第1次評価について

まず、提出された書類に不備がないかどうか確認した後、これまでの学習成果や課外活動、社会的な活動などを評価し、志願者の学びへの態度や意欲、大学で学ぶための基礎的な力を身につけているかについて検討を行いました。

次に、提出された志願理由書について検討しました。評価に当たっては、本学科で学びたいことが明確になっているかどうか、学びたいことと本学科の教育目標やカリキュラムが合致しているかどうか、という2点を重視しました。

また、本学部では、志願理由書を自筆で書くことを求めています。それは、志願理由の内容に加えて、自身の考えを明確に読み手に伝わるように書いているか、文章の表現力は適切か、段落で適切に内容を区切っているか、誤字や脱字はないかなどの文字表現によるコミュニケーション能力についても評価を行っているからです。

第2次評価について

面談では、1人の志願者に対して人間関係学科の教員3人が対応しました。面談時間は、プレゼンテーション約10分、内容に関する質疑応答約20分の計30分とし、時間に残りがあれば一般的な質問も行いました。面談の評価は、プレゼンテーションの際の、①内容、②表現力や資料の提示の方法、③内容に関する質疑応答におけるコミュニケーション能力、④本学科を希望する動機や意欲、などに注目して行いました。

プレゼンテーションは志願者ごとに多様な内容や方法をもって行われました。一方で、質疑応答で意欲が伝わってこないと判断されたり、質問に答えられなかったりで、低い評価になってしまった志願者もいました。事前に十分な準備を行い、発表内容についても十分に理解し、内容を伝達するために適切な資料を用いて、分かりやすいプレゼンテーションを行った志願者が高い評価を得ました。

本学科では、AO相談会においてAO選抜の主旨を理解してもらうことを特に重視しています。AO選抜は志願者と大学(学科)との間の相互理解を重視した入試であり、相談会がその相互理解のための最初の場です。相談会における本学科教員との面談を通して、進学の意欲や意図と本学科の教育目標・内容・カリキュラムとのマッチングをしっかりと確認し、AO選抜の趣旨をよく理解した上で出願されることを期待しています。AO選抜出願前に開催されるAO相談会には積極的に参加して、本学科の特色やカリキュラム等について事前に確認することをおすすめします。

心理学科

第1次評価について

まず、提出された書類に不備がないかを確認した後、これまでの学習成果や課外活動、社会的な活動などから、志願者の学びへの意欲、態度、また、大学で学ぶための基礎的な力を身につけているかについて検討を行いました。

次に、提出された志願理由書について検討をしました。評価に当たっては、心理学科で学びたいことが明確にされているかどうか、学びたいことと本学科の教育目標やカリキュラムが合致しているかどうか、といった点を重視しました。

また、本学部では、志願理由書を自筆で書くことを求めています。それは、志願理由の内容に加えて、自身の考えを明確に読み手に伝わるように書いているか、文章の表現力は適切か、段落で適切に内容を区切っているか、誤字や脱字はないか、などの文章表現によるコミュニケーション能力についても評価を行っているからです。

第2次評価について

面談では、1人の志願者に対して教員3人が対応しました。本学科では、事前に5つのテーマを提示し、そこから1つのテーマを選択してプレゼンテーションしていただきました。面談のおおよその時間は、プレゼンテーションに約10分、内容に関する質疑応答に約10分、一般的な面接試験にあたる面談に約10分の計30分です。

プレゼンテーションでは、十分な準備や調査をした上で自身の発表内容を深く理解し、適切な資料を用いて、自身の考えを交えながら発表した志願者が高い評価を得ました。一方で、プレゼンテーションの内容が求められているものと一致していないと判断されて低い評価となった志願者もいました。

また、質疑応答では、自分の伝えたいことを要約して的確に言葉にできた志願者が高く評価されています。

本学科では、AO相談会においてAO選抜の趣旨を理解してもらうことを特に重視しています。AO選抜は志願者と大学(学科)との間の相互理解を重視した入試であり、相談会がその相互理解のための最初の場です。相談会における本学科教員との面談を通して、進学の意欲や意図と本学科の教育目標・内容・カリキュラムとのマッチングをしっかりと確認し、AO選抜の趣旨をよく理解した上で出願されることを期待しています。

文化情報学科

第1次評価について

調査書と志願理由書を提出いただき、その内容を精査しました。志願理由書は、(1)文化情報学科の教育目標との整合性があるか、(2)具体的な将来像が示されているか、(3)論理構成および表現が適切か、などについて検討しました。とりわけ、本学科の教育目標との整合性や将来像は、評価の中で高いウエイトを占めています。

志願理由書の評価点、調査書などを総合的に判断して、本学科で学修するにふさわしい基本的条件を満たしている方を選抜しました。

大学案内のパンフレットやウェブサイトで本学科における学びを十分理解した上で、オープンキャンパスやAO相談会に積極的に参加し、卒業後の目標や夢に向けて、入学後に何をどのように学びたいか具体的に考えてください。

第2次評価について

教員2名との面談(10分のプレゼンテーションと20分の質疑応答)により行いました。プレゼンテーションの課題は、1.文化情報学科を志望する背景となった自身の興味・関心にもとづくテーマ発表を行う、2.1で選択した興味・関心のある学びを中心に4年間どのようなことを学んでいきたいか、カリキュラムを踏まえた自身の学修計画を示す、3.文化情報学科で学んだことを実社会でどのように活用していくかを示すという3点でした。

プレゼンテーションのテーマは、観光、文化遺産、まちづくり、異文化交流、司書、情報社会など様々で、その形式は、パソコンを利用したプレゼンテーション、B紙やスケッチブックを使用した発表、配付資料を用いた発表、またその幾つかを併用して行う発表がありました。全体として、テーマ設定(ねらい)がしっかりしており、周到に内容・構成・方法を準備した魅力的な発表が多くありました。課題に対して、自ら進んで取り組み、様々な工夫とともに試行錯誤しながら、解決の方向性を見出していく態度や、大学での具体的な学びと、その学びを生かす将来の目標がしっかりしていることは重要です。

第2次評価では、志願者が文化情報学科の学生として求められる基本的条件を満たしていることが再確認されました。

メディア情報学科

第1次評価について

志願理由書と調査書の内容をもとに審査を行いました。調査書は評定平均値を、志願理由書は、1)入学後の学修計画が具体的に示されているか、2)その内容が本学科の教育内容と一致しているかを評価しました。高校時代の活動実績をアピールするだけでは不十分で、活動実績と入学後の学修の関連性を示していただくことが重要です。

オープンキャンパスや大学案内などで本学科のカリキュラムを充分に確認した上で、AO相談会で自身の希望と学科のカリキュラムが適合しているかどうかをよく話し合っておくことが不可欠です。

第2次評価について

志願者のプレゼンテーション(10~15分)を中心にした教員2名との30分程度の面談で評価を行いました。プレゼンテーションのテーマは、本学科の4つの学びの領域(メディア社会、コミュニケーション心理、メディア文化、ジャーナリズム)のいずれかにかかわる内容であれば自由に設定できます。志願者は、SNS、新聞、ジャーナリズム、映像・放送メディア、メディア社会、メディア表現などに関わる様々なテーマに取り組んでいました。プレゼンテーションの形式は自由ですが、B紙、スケッチブックの活用、プリント資料の配布、パソコンの活用など様々な方法で行いました。

プレゼンテーションについては多くの志願者が概ね1か月以上の準備期間を設け、入念に準備していました。よいプレゼンテーションを行うためには、十分な時間をかけた資料・文献の収集やその理解が必要です。また、質疑応答において志願理由や本学での学修計画が明確で、かつ一貫した説明ができるかも大事なポイントです。

パンフレットやウェブサイトなどから本学科の教育内容を十分理解し、自らが学びたい内容と一致していることはもちろんのこと、オープンキャンパスやAO相談会に積極的に参加し、志願理由を自分の言葉でしっかり説明できるようになっておくことも必要となるでしょう。

現代マネジメント学科

第1次評価について

提出された出願書類について、特に志願理由書を中心に、当学科が提供するカリキュラムと志願者の学習意欲、および学習計画が合致しているか、当学科で必要な基礎的能力を具備しているか等を確認し、評価しました。第1次評価結果は大学の全体会議にて調整され決定します。なお、AO受験をされる方は、一度はAO相談会にお越しください。

第2次評価について

第2次評価では、「地域・公共」、「企業」、「国際」の3分野の中から任意のテーマで、20分程度のプレゼンテーションを行ってもらいました。今回は、「働き方改革」、「地域活性化」、「高齢化」、「LGBT」等の時事問題が多く取り上げられました。また、女性の起業支援や起業に向けてのアイデア等のテーマもありました。

新聞やニュース等のメディアで取り上げられる問題をテーマに設定される傾向が見受けられる一方、「何が問題であるのか」、「それはなぜか」といった問題の本質を自分自身で考えられていないケースも目立ちました。メディアで取り上げられる社会的な問題は難しいことも多いですが、自分の家族や地域ではどうか等、身近な問題としてとらえることは、自分で考え、自分の言葉で伝えられるようになるために有効です。また、プレゼンテーションのテーマ設定においても重要となりますので、問題意識を明確にしておいてください。

プレゼンテーションでは、事前に準備した資料を読み上げるだけの方も見えましたが、それでは内容は伝わりにくいです。重要なことは、目の前に聞き手(ここでは評価者)がいることを意識することです。プレゼンテーションは聞き手に対して、いかに自分の考えを伝え、理解や納得が得るためのものです。したがって、発表時の目線、表情、声の大きさなどにも注意を払ってください。プレゼンテーションの方法については、必ずしもPC機器(たとえば、パワーポイント)を使用する必要はありません。採点項目には、発表内容の質を評価するものはありますが、プレゼンテーション方法を評価するような項目は含まれません。そのため、どのプレゼンテーションの方法が、自身の設定したテーマ、問題意識、自身の考えをより伝えられるのかを考えて選択してください。

今回のプレゼンテーションでは、テーマに沿ったデータを活用する例も多く見られました。ただし、現状を説明するのに古いデータが使用されていたり、いつのデータかわからなかったり、データの出典が明記されていない例も目立ちましたので、留意してください。

プレゼンテーションの後には、プレゼンテーションの内容を含めた事項についての面談があります。採点は、プレゼンテーションに対して7項目70点、面談に対して8項目30点で行われ、さらに第1次評価の点数を合計したもので合否を決定しています。

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